海外セレブに大人気のエメラルド

近年「エメラルド」が再注目されています。アンジェリーナ・ジョリーやブレイク・ライヴリー、リアーナを初めとする海外セレブを中心にエメラルドアクセサリーをこぞって身に付けるようになっているのです。

エメラルドの産地

エメラルドは南極以外の全ての大陸から産出されますが、中でも最も美しいエメラルドが産出されるとして有名なのが、南米コロンビアです。コロンビアのムゾー鉱山は最高品質のエメラルドが取れると言われており、エメラルド特有の深みのある美しい緑色をしています。

次に有名なのがアフリカ大陸のザンビア産エメラルドです。エメラルドという石は基本的にインクルージョン(内包物)を多く含みがちなのですが、ザンビア産エメラルドはこの内包物が少なくクリアで透明度が高いエメラルドが取れます。しかし、内包物が少ないと光の屈折も少なくなる為、コロンビア産のエメラルドより輝きが少なく、その部分で価値が低いと評価されています。ザンビア産エメラルドを使用したジュエリーは原石の良さをそのまま打ち出すようなオーバルカットが施されていることが多いです。

他にもブラジルやロシア、パキスタンなどもエメラルドの産地として挙げられます。

鉱物学にみたエメラルド

エメラルドは「ベリル」と呼ばれる鉱物の一種で中でも緑色に発色したもののみをエメラルドと呼びます。同じ鉱物に属する仲間として「アクアマリン」(水色)や「モルガナイト」(ピンク色)があります。また非常に希少ですが、クロムの作用により本来緑色に発色するはずのエメラルドがマンガンの作用により赤紫に発色した「レッドベリル」(レッドエメラルド)と呼ばれるものもあり、非常に高価なお品となっているようです。

エメラルドは宝石の中でも最も歴史が古いと言われており、かのクレオパトラはエメラルドを溺愛したそうです。宝石職人が「この緑色以上に緑色のものはない」と言わしめたほどの美しさは今も昔も人々を魅了し続けています。